DeNAに5位で指名された慶大・橋本達弥投手(22)が28日、神奈川・横浜市の慶大グラウンドで指名あいさつを受けた。
最速152キロの直球とフォークを武器とする慶大の抑えの切り札は「40試合投げて新人王を取りたい」。担当の八馬アマスカウトグループリーダーは「フォークボールという武器を持っているのが、一番の評価ポイント。適性は短いイニングだと思うので、入江や伊勢らに交ざってくるタイプの投手だと思っています」と期待を寄せた。
慶大の2年先輩で、一昨年のドラフト1位でヤクルトに入団した木沢尚文投手が、今年9勝を挙げるなどブレイクした。「木沢さんは、大学時代に仲良くしていただいた方。昨年、すごく苦労していたことも知っていたなかでの今年の活躍なので、素直にうれしい思いがあります」と話し、プロの世界で強く生き抜く決意を新たにしていた。