浦和のリカルド・ロドリゲス監督が28日、オンラインで会見し、29日のアウェー・横浜M戦(日産ス)へ必勝を掲げた。
今季リーグ戦は残り2試合となり、浦和は現在8位につけている。次戦は優勝がかかる横浜Mと対決するが、指揮官は「相手が優勝を祝うのを阻止したい考えはない。現在、優勝争いをしているチームのホームで戦うことで自分たちの立ち位置を測ることができる」とキッパリ。「残り2試合で2勝して勝ち点を50に伸ばし、6位、7位と高い順位にいきたい。勝ち点3を取れるゲームプランを考え、そこに挑みたい」と力を込めた。
チームではMF関根貴大が右足関節遊離体の手術を今月17日に受け、全治約6週間の見込み。ケガによる長期離脱から復帰したFWリンセンのコンディションについても「あまり良くない。フィジカル的に状態が整ってない」と明かした。「ケガ人が出ると武器が減る。違うオプションを探す作業になる。今季はそれが多かった」と振り返った。
主力にケガ人が出ている中で迎える首位・横浜Mとの一戦。一方で、ホームでは昨年11月に勝利、今年5月には3点ビハインドからFWユンカーの3得点で追いついてドローに持ち込んでいる。
ロドリゲス監督は「マリノスは非常にいいチームだが、パーフェクトではない。30分間で3得点もできるし、3失点することも前回対戦であった。(来年2月の)ACLの決勝までに戦う試合で、この試合が最も厳しい試合になる。マリノスはアジアでもレベルの高いチーム。個で解決できる力も持っている。我々もしっかりチームとして戦って勝利を収めたい」と意気込んだ。