【ヤクルト】宮台康平、今季限りで引退「選手としての区切り」…東大史上6人目のプロ野球選手

今季限りで現役を引退することが分かったヤクルト・宮台康平
今季限りで現役を引退することが分かったヤクルト・宮台康平

 ヤクルト・宮台康平投手(27)が今季限りで現役を引退することが27日、分かった。この日までに球団から来季構想外を伝えられ、ユニホームを脱ぐことを決断した。

 宮台は東大史上6人目のプロ野球選手として2017年ドラフト7位で日本ハムに入団。同1位の清宮とともに注目され、18年8月23日・ソフトバンク戦でプロ初登板した。20年オフに戦力外通告を受けて育成選手契約を打診されたが、断りを入れて自由契約に。同年の12球団合同トライアウトを受験し、支配下選手登録でヤクルトに加入した。

 移籍2年目の今季は1軍戦2試合に登板して防御率19・29。リーグ連覇に貢献できず悔しい日々を過ごしたが、この日もみやざきフェニックス・リーグの巨人戦で9回から救援登板し、最速149キロを計測するなど1イニングを無失点。諦めない姿勢を示し続けた。

 それでも「自分では納得しています。ここで選手としての区切りをつけることにしました」と決めた。プロ5年間で1軍通算3試合に登板。0勝0敗、防御率9・00。今後は未定だが、一度野球を離れ違う世界を見たいという思いもあり、第2の人生を歩み始める。

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