上越が強豪千曲を破り新潟県勢初の春全国! 1年生右腕を打線が援護 第53回春季全国大会長野県支部予選

スポーツ報知
強豪千曲ボーイズを決勝で破って歓喜する上越ボーイズの選手たち

◆第53回春季全国大会長野県支部予選◇中学生の部▽準決勝 上越ボーイズ8―6飯田ボーイズ▽決勝 上越ボーイズ8―1千曲ボーイズ(10月23日・長野県営野球場)

 各地で来春の全国大会出場を懸けた支部予選が行われ、長野県支部に所属する上越ボーイズが決勝で3年連続の切符を狙った千曲ボーイズにコールド勝ち。設立5年目の初出場を決めた。

 新潟ボーイズの兄弟チーム・上越が下克上を成し遂げ夢をかなえた。1回戦で“兄貴”を下して勢い付き、準決勝は飯田に打ち勝ち決勝へ。打線が先発の1年生右腕を援護し、春夏通算7度全国大会出場の強豪・千曲をコールドで破った。

 無欲の進撃だった。「スター選手はおらず、個々の能力はそれほど高くない。そこをグラウンドで声を掛け合うコミュニケーション力で補い、ピッチャーが打たれても最少失点に抑える努力をした」と奈須武彦監督(47)。決勝はピンチを無失点で切り抜け先制攻撃につなげた。

 準決勝で11四球と乱れた投手陣。「経験は少ないが調子が良かったのでかけてみた」と指揮官は先発に和栗を起用。「最初は怖かった」と初回先頭に中前に運ばれたが、次打者を内野ゴロ併殺に。2回も先頭に出塁を許すも、捕手の吉川が二盗を阻止。和栗は2回まで6安打を浴びたが、堅守に助けられた。

 一方打線は初回2死から吉川が三遊間を破り、4番・笠原が「準決勝で内に入った打てる球を見逃したので、余計なことを考えず思いきり振った」と左中間へ先制二塁打。2回は木村の左前打から1死二、三塁、「最近不調で打順を下げた」(奈須監督)という9番・黒岩が「気持ちで打った」と中前にはじき返して加点。そこから相手内野守備の乱れもあり、この回4点。黒岩は3回にも木村の安打からの好機で中前適時打を放ち、勝利を引き寄せた。

 5回9安打も1失点と粘った和栗は「四球が1つだけと少なかった。投げるたびに楽しくなった」と収穫を口に。主将を務める黒岩は「言葉にできないほど幸せ。全国大会はまず1勝を目指します」と意気込んだ。春の全国大会は新潟県勢としても初の舞台。勝つことでアピールするつもりだ。

◇上越ボーイズメンバー ▽2年生 黒岩丈琉 吉川達哉 木村友紀 兼村哲也 佐藤生歩希 橋本碧羽 笠原羽琉 飯田千豊 ▽1年生 田中侍心 白川莉桜 五十嵐和志 大平迅 立田悠人 岡崎心之輔 三井一峯 松苗優和 和栗玲旺 内記梨央 望月蒼太 丸山颯太 関川愛生 安達慧哉 中村琉唯

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