【日本ハム】ドラ5・奈良間大己の活躍をスカウト期待「なまらうまい奈良間を流行語に」

日本ハムの坂本スカウト(左)から新庄監督の色紙を受け取る立正大・奈良間(カメラ・甲斐 毅彦)
日本ハムの坂本スカウト(左)から新庄監督の色紙を受け取る立正大・奈良間(カメラ・甲斐 毅彦)

 日本ハムからドラフト5位指名を受けた、東都2部・立正大4年の奈良間大己内野手(22)が26日、埼玉・熊谷市のキャンパスで、坂本晃一スカウト(55)から指名あいさつを受けた。奈良間が大学1年の時から注目し、走攻守3拍子そろった将来のチームの顔と期待する坂本スカウトは「『なまらうまい奈良間』を流行語にしたい」と話した。「なまら」とは、北海道の方言で「とても」を意味する副詞だ。

 なまら高い期待をかけられた奈良間も、まんざらでもない様子。「やってきた野球が評価されてうれしい。1年目から1軍で活躍し、ゆくゆくはチームを代表する選手になりたい」と意気込んだ。

 日本ハムの吉田輝星投手(21)とは、U―18日本代表でともに戦った仲。ドラフト会議後に「よかったな」と祝福の電話をもらったという。「本当に仲良しだったので一緒にできる喜びは大きい」と再会をなまら楽しみにしていた。(甲斐 毅彦)

 ◆奈良間 大己(ならま・たいき)2000年5月8日、静岡・菊川市生まれ。22歳。小学1年から菊川スポーツ少年団で野球を始め、小笠浜岡シニアを経て常葉大菊川入り。3年夏は県大会で8割1分8厘を残し優勝、甲子園16強入り。立正大では3年春に東都1部で3割1分1厘をマーク、同年、大学代表候補強化合宿に招集された。172センチ、72キロ。右投右打。家族は両親と兄。

立正大・奈良間大己は日本ハム新スタジアムのタオルを手に笑顔
立正大・奈良間大己は日本ハム新スタジアムのタオルを手に笑顔
日本ハムの坂本スカウト(左)から新庄監督の色紙を受け取る立正大・奈良間(カメラ・甲斐 毅彦)
立正大・奈良間大己は日本ハム新スタジアムのタオルを手に笑顔
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