◆高校野球秋季関東大会 ▽準々決勝 慶応7―3昌平(25日・大宮公園)
来春センバツの参考資料になる関東大会の準々決勝が行われ、西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(1年)を擁する慶応(神奈川2位)が昌平(埼玉1位)を逆転で下して4強入り。2018年以来5年ぶり10度目のセンバツ出場を確実とした。勝児は4打数無安打だったが、小技と守備で勝利に貢献。父がPL学園時代に大活躍した甲子園に、「清原」の名を再び刻む。
◆勝児に聞く
―自分の打撃内容は。
「本当に自分が打てなくてみんなが打ってくれたので、みんなに感謝です」
―偉大な父。プレッシャーはないか。
「良くも悪くもあるけど、それをプラスに変えないと意味がない。他とは違ったプレッシャーはあるんですけど、それを自分なりにプラスに変えていきたい」
―初戦の本塁打の後はお父さんから声をかけられたか。
「ナイスバッティングと。次もしっかりとセンター返しを意識してやってくれと言われました」
―お父さんにどんなことを伝えたい。
「絶対優勝すると伝えたい」