◆高校野球秋季関東大会 ▽準々決勝 慶応7―3昌平(25日・大宮公園)
慶応(神奈川)が昌平(埼玉)を下し、4強入りを決めた。関東・東京の来春センバツ高校野球大会(23年3月18~31日)の出場枠は7となっており、慶応の2018年以来のセンバツ出場が決定的になった。
巨人などで活躍した清原和博氏の次男・勝児内野手(1年)は「6番・三塁」でスタメン出場。父・和博氏がスタンドから見守る前で4打数無安打に終わったが、犠打を決めるなど小技と守備でチームに貢献した。
慶応は1点を追う2回に3本の適時打で3点を奪い逆転に成功。2点リードの3回には無死一、二塁から5番の福井直睦左翼手(2年)が左翼スタンドへ3ランを放ち、突き放した。投げては先発した小宅雅己投手(1年)が粘り強い投球を見せて3失点に抑えた。
準決勝は29日に専大松戸(千葉)と対戦する。