◆秋季近畿大会 ▽1回戦 報徳学園11―0箕面学園=7回コールド=(23日・和歌山市紀三井寺)
報徳学園(兵庫1位)が13安打11得点で箕面学園(大阪3位)に大勝し、6年ぶりのセンバツ出場に前進した。プロ注目右腕の盛田智矢(2年)が6回無失点に抑え、間木歩(1年)との継投で7回参考ながら無安打無得点に封じた。
身長187センチの盛田は、自己最速タイの141を計測した直球とカーブを主体にし、他の変化球は封印した。「(無安打は)点差が開いていたし、結果的にそうなっただけ。自信にはならない」と、クールに振り返った。
同じくプロ注目の堀柊那捕手(2年)が4安打1打点、石野蓮授(れんじゅ)右翼手(2年)が高校通算22号3ランを含む3安打6打点。3、4番で計7安打7打点をマークした。大角健二監督は「堀に当たりが出てきた」と主軸の復調を喜んだ。準々決勝で履正社(大阪2位)と対戦する。
今大会は、第95回記念センバツ高校野球大会(2023年3月18~31日)の出場校を決めるための重要な参考資料となる。近畿の一般選考枠は6。