【高校野球】初出場の彦根総合、プロ注目左腕・野下が8回途中2失点で8強入り センバツ出場に前進

スポーツ報知
先発した彦根総合の野下陽祐

◆高校野球秋季近畿大会 ▽1回戦 彦根総合4―2近大新宮(22日・和歌山市紀三井寺)

 開幕して1回戦3試合が行われた。初出場の彦根総合(滋賀1位)は、プロ注目左腕の野下(のげ)陽祐(2年)が8回途中2失点と好投し、8強入り。春夏通じて初の甲子園出場に前進した。龍谷大平安(京都3位)と高田商(奈良2位)も準々決勝に進出。今大会は、第95回記念センバツ高校野球大会(来年3月18~31日)の出場校を決めるための重要な参考資料となる。近畿の一般選考枠は6。

 彦根総合が、同じく初の甲子園出場を目指す近大新宮に競り勝った。プロ注目の野下が、自己最速タイの138キロをマークするなど、7回1/3を6安打2失点(自責1)。身長170センチの左腕は「力みが取れてから、真っすぐが低めに集まった」と顔をほころばせた。21日が誕生日で「おめでとう! 近畿(大会)頑張ろうな」という仲間の激励に応えた。

 私学の同校は、2006年に彦根女子から現校名となり、男女共学の全日制総合学科に変更された。野球部は08年創部で、21年4月には北大津(滋賀)を率いて春夏通算6度甲子園に出場した宮崎裕也監督(61)が就任。今秋の県大会で初優勝を飾った。

 スタメン7人が前チームからの主力で、指揮官は「バッテリーは全国レベルでも恥ずかしくない」と自信を持つ。甲子園で準優勝2度の近江とは3キロ弱の距離。指揮官は「冗談で、選手には『近江さんが滋賀県初の(全国)優勝だけは取っておいてくれている』と言っている」とハッパをかける。

 準々決勝は、大阪桐蔭と神戸国際大付の勝者と対戦する。「両チーム、甲子園常連校なので、チャレンジャーとして実力をどれだけ出せるか試したい」と野下。滋賀の新鋭が、大物食いでのセンバツ出場を狙う。(伊井 亮一)

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