広島は22日、安部友裕内野手(33)、白浜裕太捕手(36)ら6選手に来季契約を結ばないことを通達したと発表した。
安部は今季、開幕前の3月19日ウエスタン・リーグ中日戦で故障。その後も故障などが重なって1軍出場はなかった。2軍では37試合で打率3割6分8厘、1本塁打、8打点。今季は国内FA権取得にあと20日が必要だった。故障による特例措置適用の対象となり、17日に国内FA権取得者として公示されていた。
03年ドラフト1位の白浜は今季がプロ19年目だった。広陵高では西村健太朗(元巨人)とバッテリーを組み、03年センバツで全国制覇。今季は2年ぶり1軍出場を果たし、2試合先発マスクもかぶった。7月23日のヤクルト(神宮)で2年ぶり1軍出場した際には、敵地ながら大きな拍手が送られるなど根強いファンは多かった。
2人のほか菊池保則投手(33)、中田廉投手(32)、山口翔投手(23)、田中法彦投手(22)も戦力外を通告された。