高橋由伸氏、日本シリーズ分析「先発も救援も充実のオリックス。ヤクルトは村上の前後カギ握る」

キャッチボールを行う山本由伸(カメラ・渡辺 了文)
キャッチボールを行う山本由伸(カメラ・渡辺 了文)

 22日に開幕する日本シリーズを前に、スポーツ報知評論家4人が勝負の行方を占った。高橋由伸氏は厚みを増した中継ぎ陣、福本豊氏は質量で上回る投手力、金村義明氏は激戦を勝ち抜いてきた経験と勢いなどを根拠にオリックス有利と予想。ヤクルトを支持した高木豊氏は経験や試合巧者ぶりを理由に挙げた。4人全員が第7戦までもつれ込む混戦と予想。実力伯仲の好勝負が期待される。

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 今年はオリックスが勝つ。山本が2勝し、あとは先発と中継ぎが総動員になって2勝する。ただ、ヤクルト打線も村上が打てば勢いに乗るだろう。あれこれ考えていると、4勝3敗のイーブンに近い予想になった。

 今季も、山本は素晴らしい。そう簡単には打てない。懸念材料は一つ、セ・リーグ本拠地スタートのため、終盤の勝負どころで代打を出す必要が出てくる。DH制なら山本を引っ張れるが、点を取るチャンスを逸するのも怖い。おそらく、ロースコアになるだろう。

 とはいえ、オリックスの中継ぎ陣はさらに層を増した。ほとんどが150キロ以上の威力がある。宮城や田嶋、山岡ら力のある先発陣が余力を残さず飛ばしていけるのはプラスに働く。

 一方のヤクルト。キーマンは村上の前後だろう。特に3番・山田の出塁率。走者を背負っての村上は避けたいところで、同時に村上から逃げた時の5番打者もカギになる。当の4番打者はCS時の力みさえ消えれば止まらなくなる。力むと右足のステップ幅が広がり、ポイントが多少ずれる傾向が見られた。気持ちが前に出る選手。「力むな」というのも日本シリーズの舞台では難しいかもしれない。

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