NHK大河「鎌倉殿の13人」3代目将軍・実朝のカミングアウト…安定のダーク義時、セクシー市原にSNS沸く 第40回みどころ

スポーツ報知
「鎌倉殿の13人」第40回「罠と罠」の一場面

 俳優の小栗旬が鎌倉幕府第2代執権・北条義時を演じるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜・後8時)の第40回「罠と罠」(23日放送)では、今作の”ラスボス”後鳥羽上皇(尾上松也)が鎌倉にちょっかいをかけ始める。

 朝廷の邸宅を、幕府に修復させようとたくらむ上皇ら一味。思惑通りに御家人らの不満は高まり、とりまとめ役で宿老の和田義盛(横田栄司)のもとへ集まる。

 その状況を苦々しく思う義時。和田の存在が邪魔になってくる。権力者は、他人が力を持つのが面白くない。ある現場でタレントと話していて「顔のシミ取りをやると、大きいのを一つ取っても、今度は別のが気になってきりがない」と嘆いていたのを思い出す。人間、心の平穏はなかなか訪れない。

 前週の第39回「穏やかな一日」(16日放送)では、義時のダークすぎる一面が描かれた。自分のひいきにする男を御家人に取り立てるよう将軍・源実朝(柿澤勇人)に進言。実朝が正論でダメ出しすると「鎌倉殿の言う通りにございます。どうやら私はもう要らぬようです。伊豆へ引き下がらせていただきます」と理不尽に実力行使した。

 かつて同じようなことをやっていた源頼朝(大泉洋)、父の北条時政(坂東彌十郎)に注意していたはずの義時。すっかり同じ穴の狢(むじな)になってしまった。SNSでは「ダークすぎてこわい」「完全闇堕ち!」と恐怖のツイートが相次いだ。

 一方でデリケートな問題も。実朝が女性を愛せないことをカミングアウト。側近だった北条泰時(坂口健太郎)に恋心を詠んだ歌を送り、妻の千世(加藤小夏)には「私には世継ぎを作ることができないのだ。どうしても…そういう気持ちになれない」と涙を浮かべて告白。千世も理解してハグした。実朝に子供がおらず、側室も置かなかったのは史実で、番組関係者も「(脚本の)三谷(幸喜)さんがそこから着想を得たようです」と明かす。

 また冒頭には語りの長澤まさみも、義時の館に勤める女性として登場した。立ち位置は不明ながらも、長澤の和装姿にネットでは「びっくらした。そう来たかー」「現場からナレーションきたぁ」の声。ツイッターの世界トレンドにもあがった。

 個人的には、いつも胸元がはだけている御家人・八田知家(市原隼人)が、回を追うごとにますますはだけている気がしている。ツイッターでも「艶やかなの面白すぎる」と、ストーリーも季節感も関係ない遊び心が癒しになっている。

 第39回の平均世帯視聴率は12・0%で、前週よりアップ。同時間帯ではテレビ朝日系「ポツンと一軒家」に次ぐ数字だった。BSプレミアムとBS4Kで2時間前に先行放送されているのに、日曜のゴールデン帯での善戦ぶりは特筆もの。さて大河も終盤。主要キャストが退場しても、人間の欲望が止まらない限り続く、物語のアップダウンが楽しみだ。

(NHK担当・浦本将樹)

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

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