◆2022年 プロ野球ドラフト会議 Supported by リポビタンD(20日)
巨人が、ドラフト1位指名した高松商・浅野翔吾外野手(3年)との交渉権を獲得した。阪神との2球団の抽選となったが、原監督が「交渉権確定」の当たりくじを引いた。巨人の抽選は11年に外れ1位で松本(当時香川・英明高)のくじを当ててから外し続けてきた抽選の連敗が「11」でストップした。
原監督の直後に行われたインタビューは以下の通り。
―この瞬間を待っていましたね。
「私自身のくじ運は悪くないとは思っているんですけど、監督として引くと言う部分に関しては、何勝あるいは何敗とそういう中で、今日は自宅からここに来る間も道順を変えながら、靴も1番新しいのを履いてきてですね、色んなことを変えてみました。効果あったと思います」
―それだけ欲しかった選手ですね。
「はい」
―ジャイアンツファンに報告を。
「今年はシーズン非常に悔しい思いをしながら、来季に向けて練習もしております。そういう中、このドラフトで意中の選手を獲得できたというのは、非常によかったと思います。浅野君も胸を張って、堂々とジャイアンツのユニホームを着て、我々は大手を広げて、迎え入れます。何の不安持たず頑張って、ジャイアンツにぜひ門をたたいてもらいたいと思います」
―阪神・岡田監督との伝統の一戦を制した。
「いやいや、ペナントレースにおいて勝ち負けを競うというの、お互いが望むところ。こういう戦いというのはあまり気持ちのいいものではありません。結果的に今回はこういう形になったのは回りの方全ての皆さんに感謝したいと思います」
―浅野へ。
「私自身も興奮していますしね、浅野君も私と同じくらい興奮してくれいると思います。その思いを野球にかけ、そして残り少ない高校生としてもしっかり勤め上げ、そしてジャイアンツの門をたたき、ユニホームを着てもらうことを望んでいます」