【菊花賞】潜在能力秘めるドゥラドーレス　宮田敬介調教師「折り合い面も順調」

　◆第８３回菊花賞・Ｇ１（１０月２３日、阪神競馬場・芝３０００メートル＝１０月１９日、美浦トレセン）

　デビュー当時から高い素質を評価されていたドゥラドーレス｛牡３歳、美浦・宮田敬介厩舎、父ドゥラメンテ）。前走で３勝目を挙げ、最後の１冠に出走。態勢も整えてきた。

　この日の追い切りは美浦・Ｗコースで、６ハロンから前を行く２頭を追走。３、４角で内に進路を取って差を詰めて迎えた最後の直線、抜群の手応えで並んで、８３秒７―１２秒０を馬なり。外セラフィナイト（４歳１勝クラス）に半馬身先着、中ダノンアレー（５歳３勝クラス）と併入した。

　「先週、ジョッキー（横山武史騎手）が乗って強めに追って、きょうは調整程度。折り合いは順調に来ています」と宮田敬介調教師。

　昨年のタイトルホルダーに続いて連覇のかかる横山武史騎手は「力を発揮できるように乗るだけです」とパートナーの能力を信じていた。