奥入瀬ブルワリー&レストランでブナ原生林の息づかいが込められたビールを…みちのく地ビール巡り

スポーツ報知
IPAを提供する安藤さん

 東北屈指の景勝地、奥入瀬の紅葉が色づき始めた。世界有数のブナ林と渓流をめぐるハイキングコースの玄関口で、クラフトビールが飲めるらしい。JR東北新幹線・七戸十和田駅から車で約30分。奥入瀬ろまんパーク内にあるブルワリーを訪ねた。

 アウトドア感覚のオシャレなレストランで案内してくれたのは安藤和美さん。北海道出身で、最近までは東京でまったく違う仕事をしていたが、十和田市出身の友人の縁で「自然豊かな奥入瀬の魅力を知ってハマってしまったんです」。今春から移り住み、ブルワー(ビール職人)修業に入った。

 奥入瀬の魅力を体で味わえるのが、奥入瀬ビールだろう。「仕込み水には地元の源流水を使っています」と話すのは、1997年の創業以来ビール造りにいそしんできたヘッドブルワリーの鈴木洋さん(49)だ。太古の時代から命を育んできたブナ原生林の息づかいが込められたビールを飲んでみた。

一瞬で気分爽快 まずは定番の一つ、小麦麦芽を使ったフルーティーなヴァイツェン。軽い喉越しながらも確かな香りで、あっという間に気分は爽快だ。続いてホップを2倍使用した期間限定のIPA(インディア・ペールエール)。うって変わって、こちらはガツンと来る苦みがたまらない。

 酔いが回るほどに、全身に奥入瀬の清流が行き渡っていくかのような幸福感に満たされる。奥入瀬観光に訪れる人たちの中には、散策後に清らかなるビールの味に酔いしれ、駐車したキャンピングカーで一夜を過ごして帰る人も多いという。

(甲斐 毅彦)

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