【西武】松井稼頭央新監督が青のネクタイで就任会見「岡田監督が黄色だったので、僕もライオンズブルーで」

就任会見する西武・松井稼頭央監督 (カメラ・堺 恒志)
就任会見する西武・松井稼頭央監督 (カメラ・堺 恒志)

 西武・松井稼頭央新監督の就任会見が18日、都内のホテルで行われた。

 「(阪神の)岡田監督が黄色だったので、僕もライオンズブルーで」とブルーのネクタイを締めて登壇した新指揮官は「緊張しています。まさか監督というお話をいただけるとは正直思っていませんでしたし、責任は大きいですが、自分らしくやっていきたいですし、プレッシャーももちろんあります。自分らしく思い切ってやりたいと思っています」とあいさつした。

 すでに17日に始まった秋季練習から指揮を執っているが「常勝、育成の二つをやっていくことは難しいと思いますが、レギュラー陣は背中で若い選手を引っ張っていってほしいですし、全力で目の前の試合をと思っています。当たり前のことは当たり前というのは本当に難しいと思います。まずはアップから積み重ねていけば約半年、意識すれば行動は変わると思いますし、選手に伝えていけると思います」と話した。

 ファンへ向けては「ファンの皆さんの期待もあり不安もあると思いますが、ファンの皆さんにライオンズブルーで球場を一色にしていただき、ワクワクするような試合を。優勝、日本一を目指していきますので、よろしくお願いします」と誓った。

 松井新監督は18年に西武へ復帰して引退し19年、20年は2軍監督を務めて今季は1軍ヘッドコーチとして辻前監督をサポート。試合ではサインを出し、打順も決めるなど来たるべき時に備えていた。昨季の最下位から3位に順位を上げたチームは防御率が2・75でリーグ1位になった一方、打率は2割2分9厘で同6位。現役時代、日米通算2705安打を放ち02年にトリプルスリーを達成した実績で得点力アップ、日本一奪回を目指し、17日の秋季練習から練習の指揮を執っている。

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