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宇野昌磨、4回転半成功者・マリニンに刺激「圧倒的な存在になる選手。ついていけるように」ジャパンオープン一問一答

ジャパンオープン・男子でフリーの演技を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
ジャパンオープン・男子でフリーの演技を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

 ◇ジャパンオープン (10月8日・さいたまスーパーアリーナ)

フリーのみが行われ、男子の五輪2大会連続メダリストで世界選手権優勝の宇野昌磨(トヨタ自動車)が、今季初戦でトップの193・80点をマークした。新プログラムのバッハの「G線上のアリア」で4種類5本の4回転に挑戦。後半のフリップは回転が抜けたが、ループ、サルコー、トウループを成功し、日本の優勝に貢献した。宇野の演技後の一問一答は以下の通り。

ジャパンオープン・男子でフリーの演技を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
ジャパンオープン・男子でフリーの演技を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

▽場内インタビュー

 ー初戦の手応えは?

 「そうですね。ルールも大きく変わった中で、この大会はスピンだったり、ステップ、そして新たなコンビネーションを取り入れたいっていう試合でした。内容としましては、ミスもちらほら出てしまったんですけれども、そうですね、ただコンビネーションの、僕の今年の一番のシーズンオフでとり組んできたセカンドのトリプルトウループがこの試合でうまくいかなかったので、また次の試合に向けて練習を考えていきながら向き合っていきたいなって思ってます」

 ーチームジャパンとしてはラストの滑り、どういう気持ちで?

 「えー、そうですね。あのー、もちろんチーム対抗ということで、ただ、僕はジャパンオープンけっこう歴が長いので、だいぶこのチーム戦というのにも慣れてきて、いつも以上に緊張せず、自分がやるべきことをやった結果がみなさんに、チームジャパンにつながると思いましたし、こうして優勝することができてうれしいです」

 ーどんなシーズンに?

 「そうですね、今大会もマリニン選手、本当に素晴らしい演技で。僕はマリニン選手の方が僕より素晴らしい演技だったと思ってます(場内から拍手)。今年も、彼にこれからももっとずっと戦っていけるような選手で居続けるために、今シーズン、このジャパンオープンという大会に出て、本当に彼がいて良かったなってすごく思っているので。今シーズン1年も、一緒に戦っていきたいと思っています」

 ーチームジャパンを代表して一言

 「またフィギュアスケートのシーズンが始まっていきます。また、いろんなことが変わった中のシーズンになってくると思いますし、そして本当に年々スケートのレベル、フィギュアスケートの技術レベルが上がっていっているのを体で感じますし、また、そこにいつまでもついていけるように頑張っていきたいと思っています。みなさん応援よろしくお願いします」

ジャパンオープン・男子でフリーの演技を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
ジャパンオープン・男子でフリーの演技を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)

▽記者会見

 ―試合を終えて一言

 「シーズン初戦ということで、あのー、まあルール変更だったり、新たなプログラムをこの大会という場でやることによって、今シーズン自分がどうなっていくのか、その自分の今の位置を見つけるという位置づけの試合でもありました。内容としましては、本当に妥当だったかなと思います。昨年やってきたことはちゃんと自分に培われていったんですけど、まあ、自分の難しく苦戦しているコンビネーションという点で、今回も、あのー、あまり跳ぶことができなかったんですけれども。ただ、少しずつ手応えを感じてはいるので、この1シーズン通してこのプログラムをもっと素晴らしいものにできるように頑張りたいと思います」

 ―演技構成点9点以上で、冒頭2本出来栄え点も3点以上だったが手応えは?

 「去年1年間、『ボレロ』というプログラムをやってきて、そこで培われた体力だったり、ジャンプ構成っていうのが、この新たなプログラム、今シーズンにもちゃんと生きた初戦だったのかなと思います。まあ、あのー、演技を動画で見直しましたが、去年よりばてていることなく、ちゃんと最後まで力強く滑ることができていたと思いますし、またスピンもちゃんと、ルールに沿ってレベル4を取ることができていたので、ステップは多分1個落としていたと思うんですけど。ちゃんとルール変更にも対応でき、去年のやってきたことがちゃんと培われているっていうことが冒頭2つにも表れていたのかなと思いますが。まあ後半のフリップをパンクしているところだったり、あれはもう練習からあまりよくなかったので、仕方ないミスかなと思うところもありますが、前半の4回転トウループ、あそこは練習ではほぼ失敗していないので、やはりそこが試合での気持ちの変化だったり、まあそういったところが僕の今後の一番の課題かなと考えています」

表彰式で談笑する宇野昌磨(右)とイリヤ・マリニン(カメラ・矢口 亨)
表彰式で談笑する宇野昌磨(右)とイリヤ・マリニン(カメラ・矢口 亨)

 ―昨日の前日練習でマリニンが出てきて今季も頑張れると言っていたが?

 「今日の演技もまだ、マリニン選手はシニアに上がったばかりなので、下の点数だったりいろんなものが、まだこれからどんどん伸びていくと思うので。多分この1年2年のうちにもう圧倒的な存在になる選手だと僕は思っています。それにちゃんと僕はついていけるように、これから自分と向き合っていきたいなと思っていますし。また、フィギュアスケートを僕がやっていく中で、モチベーションっていうのがやはり一番大事になってくると思うので。まあ、あのー、ライバルと言われる、その・・・そうですね。マリニン選手に置いて行かれないようにしようという、そういうメンタルがすごくプラスの方向に行くんじゃないかなと思っています」

 ―コンビネーションが課題だと。連続して跳ぶとういことにここが難しいとか思う所は?

 「そうですね、あのー、僕の今日のジャンプ構成はコンビネーションが2つしか入っておらず、まあ、あのー、トリプルフリップとトリプルトウをやっていないんですけど。まあトリプルフリップは始めからやるつもりはなかったんですけど、まあ、あのー、4回転トウループからのコンビネーション、4回転3回転を、去年1年のフリーで一度も入ったことがなくて。この数年間の中で1回、国別対抗戦で跳んだぐらいで、それ以外1回も跳んでいないんですね。それぐらい僕にとっては、すごく試合で難易度が上がってしまうというか。どうしても練習でしかできないっていうのが、僕の課題かなと思うんですけど。まあそれと、どう向き合っていくか。練習でできることはほとんどやっているので。練習をどうしようかっていうのも考えているんですけど。まあ、あのー、コンビネーションが今年アクセルをやっていいことになっているので、やろうと思えば4回転3回転をやらなくてもいいので。ただ、そこは練習でできているという自分がなぜ試合でできないのかっていうのを謎のままにするのではなく、ちゃんと理由をあぶり出して自分の成長につなげたいなと思っているので。練習は続けるのかなと思います」

 ―マリニンの4回転半を見て自分もやってみたいと思うことは?

 「えー、僕はまあ、一度練習してみたんですけど、まあ、すぐには絶対に無理だし、多分僕はできないんじゃないかなっていうのが、結論・・・でした。で、マリニン選手は本当に4回転アクセルをすごい確率で練習では跳んでいるので、試合でもいつか絶対に素晴らしい4回転アクセルを跳ぶと思います。でー、やはり、みなさんは、その、華のあるというか、新しいジャンプに目が行きがちだと思うんですけど、マリニン選手のすごいところは、それ以外がすごいクオリティーなんですよね。ジャンプの、すべてのジャンプが他の選手よりもすごく楽に安定して素晴らしいジャンプを跳んでいるので。僕が刺激を受けたっていうのは4回転アクセルではなく、そちらなので。僕はそちらがマリニン選手のように、マリニン選手にできているから一応僕にも、何かやり方があるんじゃないかなという思いで練習していきたいです」

ジャパンオープン・男子でフリーの演技を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
ジャパンオープン・男子でフリーの演技を見せる宇野昌磨(カメラ・矢口 亨)
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表彰式で談笑する宇野昌磨(右)とイリヤ・マリニン(カメラ・矢口 亨)
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