マリナーズ、6時間22分の死闘も23回連続無得点で終戦 21年ぶりプレーオフもアストロズに3連敗

好守を見せたケリニック(ロイター)
好守を見せたケリニック(ロイター)

◆米大リーグ 地区シリーズ第3戦 マリナーズ0―1アストロズ=延長18回=(15日・シアトル=Tモバイルパーク)

 2001年以来21年ぶりにプレーオフに進出したマリナーズが、アストロズに3連敗を喫して敗退した。王手をかけられていたこの日は、延長18回まで踏ん張ったが1得点も奪えなかった。

 試合時間は6時間22分。プレーオフ史上最長の延長17回まで両軍無得点という投手戦も最後の最後で力尽きた。マリナーズは先発のカービーが7回6安打無失点と好投。8回以降はムニョス、カスティーヨ、ブラッシュ、セワルド、スワンソン、フェスタ、ボイド、マーフィー、レイとつないだ。11安打を浴びたが、わずか1四球で20奪三振。18回先頭のペーニャにマーフィーがソロを浴びるまで無失点だった。中堅手・ロドリゲスなど再三の好守もあった。

 だが、打線は沈黙し、のべ64人が打席に立つも、7安打で22三振を喫して無得点。第2戦の5回に2得点を奪ってから23イニング連続無得点と本塁が遠かった。第1戦に2点リードで9回を迎えながら、先発投手・レイの抑え起用が裏目に出てアルバレスにサヨナラの逆転3ランを浴びて敗れると、第2戦もアルバレスに逆転2ランを浴びるなど流れをつかみきれなかった。

 イチロー氏のメジャー1年目だった01年以来となるプレーオフとなったマリナーズ。ワイルドカードシリーズではブルージェイズを2連勝で破って、ちくりリーズに駒を進めていた。

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