白玲戦七番勝負第6局 西山朋佳白玲が里見香奈女流五冠に勝利 3勝3敗で第7局にもつれ込む

スポーツ報知
白玲戦七番勝負第6局に臨む里見香奈女流五冠(日本将棋連盟提供)

 将棋の第2期白玲戦七番勝負第6局が15日、東京・台東区の「浅草ビューホテル」で指され、西山朋佳白玲=女王=が里見香奈女流五冠=清麗、女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花=を先手番の147手で下し、3勝3敗とした。勝負は21日に東京・将棋会館で行われる第7局までもつれ込むこととなった。

 戦型は相振り飛車。中盤から西山がペースを握り、徐々にリードを広げ、寄せきった。

 今シリーズは里見が開幕2連勝。西山も第3局、第4局と連勝したが、第5局では里見が勝ち、西山はカド番に追い込まれていた。

 里見が勝てば3年ぶりの女流六冠復帰、最多記録を自ら更新する50期となっていたが、勝負は第7局へ持ち越しとなった。

 両者は中1日おいた17日、挑戦者とタイトル保持者の立場を逆にして、女流王将戦三番勝負第2局でも相まみえる。また、11月開幕の倉敷藤花戦三番勝負でも里見に倉敷藤花戦初挑戦の西山が挑む構図に。過密日程で両者の対局は続く。

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