10月15日の阪神9R・紫菊賞(2歳1勝クラス、芝1800メートル=7頭立て)は6番人気のコスモサガルマータ(牡2歳、栗東・梅田智之厩舎、父ヴィクトワールピサ)が、鮮やかに直線一気を決め2勝目を飾った。勝ち時計は1分47秒3(良)。
スタートで1馬身ほど出遅れ最後方から。4コーナーでもポジションは変わらなかったが、外に持ち出されると目の覚めるような末脚。次位を0秒5も上回る33秒1の豪脚を繰り出し他馬をごぼう抜きにした。
「素質はあると感じていましたし、人気はないけど一発狙っていた。直線は手応え通りはじけてくれましたし能力は高い」と松若風馬騎手。「メンバーが相当強いと思っていたし、スタートで出遅れ。でも勝ち方は強かったし、能力は相当あるね」と梅田調教師。昨年のセレクト1歳セールで1億6500万円の落札額だったダノントルネード(2着)などの評判馬に勝利し満面の笑みだった。