◆東京六大学野球秋季リーグ戦第6週第1日▽慶大6―3明大(15日・神宮)
ドラフト候補に挙がる慶大・萩尾匡也中堅手(4年=文徳)が、今季3本目のホームランなどで5打点を挙げ、チームを勝利に導いた。
0―1の5回裏2死一、二塁のチャンスで逆転の左越え二塁打を放つと、3―1の6回裏2死一、二塁の打席では、センター左寄りのスタンドへ運んでみせた。「(ホームランは)真っすぐ一本に絞って、センター方向に打ち返すことを考えていました」。萩尾は納得の表情で振り返った。
勝ち点3で並ぶ両校だが、前週まで無敗だった明大に対し、慶大は2敗。勝ち点を落とせば優勝が不可能となるだけに、先勝したことは大きい。萩尾は「打席で集中できている。まだまだ内容を良くしていきたい」とさらなる活躍を誓っていた。