12日、東京・後楽園ホールで行われたDDTプロレス「Get Alive 2022」大会の第1試合終了後、東京女子プロレスのプリンセスタッグ王座を保持する「令和のAA砲」赤井沙希、SKE48荒井優希が登場。DDT今年最後のビッグマッチで12月29日に東京・TOKYO DOME CITY HALL(TDCホール)で開催される「NEVER MIND 2022」にタッグを組んで出場することをアナウンスした。
荒井は2018年10月にDDTが管理するアイアンマンヘビーメタル級王座を戴冠。同月28日、後楽園で行われた「時間差入場女子バトルロイヤル」に王者として出場し、DDTマットを初めて踏んだ。同試合では伊藤麻希に敗れて同王座から陥落したが、今回は正式な「プロレスラー」として初めてDDTのリングに上がることになる。
リング上でマイクを持った赤井が「私たちは今、東京女子のタッグチャンピオンなんです。TDCホールではタッグで試合をしたいと思ってます。対戦相手は決まってないんですけど、この間(10月9日)のTDCホールは完売だったので、DDTも負けじと完売目指して頑張りたい」と言えば、荒井も「プロレスデビューしてから初めてのDDTさんのリングで緊張しています。TDCホールという大きい大会に出られるということで、たくさんの方に覚えてもらえるよう頑張りたい」と気合を入れた。
バックステージで赤井は「この間は自分が東京女子のTDCホールに参戦したんですけど、今回は優希ちゃんと一緒にDDTに出たいと思います」と話すと、「DDTにデビューする前に出たことがあって、実は私は同じカードで出ていたけど絡んでない。お互い覚えてないくらい。今はデビューしてタッグを組んでチャンピオンで、DDTのビッグマッチに出られるということで、DDTにAA砲をぶっ放してやりたい」ときっぱり。
荒井は「初めての東京女子以外のリングということで緊張もする。赤井さんと組んでいるからできたことだと思うんで。盛り上げていきたい」と話した。
タッグ王者のまま参戦できるかも気になるところだが、「次の防衛戦が全く決まっていないんで、自分の頭の中のイメージではタッグベルトを持って上がるつもりでいます」と赤井が言えば、荒井も「いろんな方にチャンピオンの姿を見てもらいたい」と言い切った。
「DDTなので、想像していないところに声をかけると思うんですけど、チャンピオンなので誰でもどうぞ」と自信をのぞかせた赤井に荒井も「基本的には東京女子の人としか当たらないんでドキドキするんですけど、誰にも負けないんで」と、王者の風格をのぞかせていた。