日本、フランス退けて混合団体5連覇 東京五輪決勝で敗れた雪辱果たす…世界柔道

スポーツ報知

◆柔道 ▽世界選手権 最終日(13日、ウズベキスタン・タシケント)

 男女混合団体で日本が5連覇を果たした。決勝は昨夏の東京五輪決勝で敗れたフランスに4―2で雪辱。男子90キロ級の田嶋剛希(25)=パーク24=、同90キロ超級の太田彪雅(24)=旭化成=、同73キロ級の原田健士(24)=ALSOK=、女子70キロ級の新添左季(26)=自衛隊=が白星を挙げた。初戦の2回戦のドミニカ共和国、準々決勝のオランダ、準決勝のドイツはいずれも4―0の完勝だった。

 日本が意地を見せた。東京五輪決勝の再戦。男子の団体戦代表の田嶋、太田、原田が個人戦代表を逃した悔しさを糧に奮闘した。3勝2敗で迎えた6人目。新添が「(銅メダルの)個人戦で悔しい思いをした分、団体戦にぶつけようという気持ちで挑んだ」と一本勝ちで決め、ベンチに安どの笑みが広がった。6人は畳の上に並んで手のひらを掲げ、「5」連覇を誇った。

 昨夏の東京五輪の敗戦は日本柔道界に大きな衝撃を与えた。個人戦で14階級中9階級を制した最強の布陣で臨んだが、フランスに1―4で屈した。当時はコーチの立場だった男子の鈴木桂治監督は「あれだけの金メダリストがいても勝てない難しさ、怖さを目の前で感じた」と振り返る。監督として初めての団体戦で昨夏の雪辱を果たし、「連覇の記録を一つ残せてすごくうれしい。プレッシャーの中で本当に力を見せてくれた」と選手をねぎらった。

 世界選手権は初実施の17年から5大会負けなしだ。ただ、女子の増地克之監督は「フランスは好敵手で避けて通れない相手。しっかり勝つことができたが、勝負は紙一重。選手を鍛えていきたい」。24年パリ五輪へ、手綱を締め直した。

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