女子78キロ超級の冨田若春は銅メダル…世界柔道

冨田若春
冨田若春

◆柔道 世界選手権 第7日(12日、ウズベキスタン・タシケント)

 女子78キロ超級で前回2位の冨田若春(コマツ)は銅メダルだった。初戦から3試合連続一本勝ちしたが、準決勝はベアトリス・ソウザ(ブラジル)に指導3の反則負け。3位決定戦で金ハユン(韓国)に開始早々に一本勝ちした。

 初出場した昨年6月の世界選手権は2位だった。大会後に両膝を手術。畳に約半年間上がれなかった苦難を乗り越え、2月のGSパリ大会から全日本選抜体重別選手権、全日本女子選手権、GSハンガリー大会と国内外で4連勝を飾った。

 この階級には東京五輪金メダリストの素根輝(パーク24)がいる。24年パリ五輪代表争いを意識し、今大会を「五輪に向けて大事な試合。まだ追う立場だと思っている。(世界一で)やっと並べる」と位置付けていた。大会前も平常心を意識。「私の強みはスピードと技の多さ。1試合1試合集中して戦って、優勝目指して頑張りたい」と意気込んでいたが、初の頂点には届かなかった。

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