【女子野球】新生エイジェックがタイブレーク制し2連覇

スポーツ報知
連覇を果たし、抱き合って喜ぶエイジェックナイン(カメラ・軍司 敦史)

◆報知新聞後援 第18回全日本女子硬式野球選手権大会最終日 ▽決勝 エイジェック6―5神戸弘陵高=8回タイブレーク=(11日、坊っちゃんスタジアム)

 準決勝と決勝が行われ、エイジェック(栃木)が決勝で神戸弘陵高(兵庫)を延長タイブレークで破り2年連続2回目の女子野球の頂点に立った。

 この日午前中に行われた準決勝で、8月のクラブ選手権準々決勝で敗れた同じ関東ヴィーナスリーグ所属の“宿敵”西武ライオンズレディースを下して決勝進出したエイジェック。相手は高校ながら準決勝で阪神タイガースWomenを延長11回タイブレークで破り勢いに乗る神戸弘陵。初回、辻野玲奈、磯部舞弥の連続適時打などで4点、さらに3回にも1点を加えたが、6回に神戸弘陵が反撃した。

 7月の高校選手権で“引退”しこの大会のみ復活している3年の國富瑞穂、安藤蓮姫、田野井惇の適時打が相次ぎ5―5の同点に。7回で決着が付かず、無死一、二塁からはじまる延長タイブレークに突入した。エイジェックは8回1死二、三塁から阿部希の犠飛で勝ち越し、その裏、小松圭保が無得点で締めるとマウンド上に歓喜の輪ができた。主将の辻野は「高校チームは勢いがあってかき回してくるので、スキを見せないようにしました。しびれる展開でドキドキしましたが、勝てて素直にうれしい」と喜んだ。

 昨年はこの大会をはじめクラブ選手権やリーグ戦など4冠を達成したが、広橋公寿監督をはじめ川端友紀ら主力が去りチームが大きく変わった。「新生」をテーマに再び頂点に立ったナインに、元ロッテの小林茂生監督は「一からのチームの中で、連覇できる(権利がある)のはうちしかない。クラブ選手権を(西武にタイブレークで負けて)とれなかったので、全日本を是が非でも取りにいきたかった」と、タイブレークの練習も入念にして臨んだと明かす。辻野は「(主力が)抜けたからこそ、このチームで勝ちたいと団結しました。今後は打倒エイジェックで来ると思ったので、自分たちも成長したい」と語った。

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