9月30日の仏・サンクルー競馬場でのレース中に騎乗中の騎手にひじ打ちをして落馬させ、約2か月間の騎乗停止処分を受け、今月末からのJRA短期免許での騎乗予定が白紙になったクリストフ・スミヨン騎手に代わり、ダミアン・レーン騎手が来日するとアジアン・レーシング・リポート電子版が11日伝えている。
11月12日から騎乗する予定とし、期間中にはエリザベス女王杯(11月13日)、マイルCS(同20日)、ジャパンC(同27日)、チャンピオンズC(12月4日)が行われる。レーン騎手は「この時期に乗れるのはうれしいですね。ジャパンカップにはまだ乗っていませんし、憧れのレースですからね」と同メディアに語っている。
同騎手はリスグラシューで19年の宝塚記念と有馬記念を制すなど、JRA通算102勝を挙げており、今春にも短期免許で来日し、鳴尾記念をヴェルトライゼンデで勝っている。