京都先端科学大、18年春以来のV!佛教大の8連覇阻止!元日本ハム中島輝士監督舞った…京滋大学リーグ

スポーツ報知
8季ぶりの優勝で胴上げされる京都先端科学大の中島輝士監督

◆京滋大学野球秋季リーグ第6節 2回戦▽京都先端科学大4―0佛教大(10日・マイネット皇子山)

 連勝で勝ち点を4とした京都先端科学大が佛教大の8連覇を阻止。京都学園大時代の2018年春以来、8季ぶり17度目の優勝(20年春はリーグ戦中止)を勝ち取った。

 京都先端科学大は6回、1死満塁から5番・中川聖也(3年=天理)の左犠飛で先制。7回には2死満塁から4番・中村志遠(3年=乙訓)が走者一掃の右翼線三塁打を放って佛教大を突き放した。投げては先発の庄田和規(3年=日南学園)が佛教大打線を5安打完封した。

 この結果、京都先端科学大(9勝2敗)、佛教大(8勝3敗)が勝ち点4で並んだが、勝率で京都先端科学大が上回った。京都先端科学大は29日から行われる第20回大阪市長杯関西地区大学選手権兼第53回明治神宮大会関西地区代表決定戦(南港中央)に出場する。

 高かったカベをついに破った。花園大相手に勝ち点を落とし、1敗もできない状況が続いた。それを乗り越え、京都先端科学大の前に立ちはだかっていた佛教大に連勝して勝ち点を奪ってのリーグV。「独立リーグ、台湾プロ野球でも優勝を経験しましたが、今回はまた格別ですね。選手たちに感謝しています」。プロ野球の日本ハムなどでプレーし、20年に就任した中島輝士監督(60)が選手達の手で宙を舞った。就任直後からコロナ禍に見舞われ、思うように指導できない状況が続いた。それでも地道に実力を磨いて、やっと優勝にたどり着いた。

 優勝決定の一戦のヒーローは、今季リーグ戦デビューを果たした4番打者だった。1点リードの7回2死満塁で回ってきた第4打席。「右方向にも打てるのが持ち味です」という中村が、佛教大のドラフト候補右腕・木村光(4年=奈良大付)のストレートを右翼線にはじき返し、決定的な3点を奪った。これまでリーグ戦出場のなかった右打者は今季4番に座り、打率はリーグ2位の4割1分。新たな戦力の台頭が、今季チーム躍進の原動力だ。

 「ぼくは全国大会の経験がないので、あこがれはあります」と中村。中島監督も「神宮に行くためにここからが勝負」と力を込める。ライバルを破ってつかんだ全国への足がかり。必ず神宮へのキップをつかんでみせる。

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