花總まり、「エリザベート」開幕へ「ただ一生懸命に演じるだけ」 愛希れいか、山崎育三郎、古川雄大ら出演

スポーツ報知
ミュージカル「エリザベート」の出演陣ら

 元宝塚トップ娘役の女優・花總まり、愛希れいかがダブルキャストで主人公役を務めるミュージカル「エリザベート」が9日、東京・帝国劇場で開幕する。同所での公演は11月27日まで。

 黄泉(よみ)の帝王トート(山崎育三郎/古川雄大/井上芳雄)に愛されたハプスブルク帝国最後の皇后エリザベート(花總/愛希)の数奇な運命を描く。

 エリザベート役を日本初演の1996年に世界最年少で務め(当時は宝塚雪組)、以来ファンを魅了し続けてきた花總は、本公演が集大成との見方もある。「花總まりが演じる“エリザベート”がどんなエリザベートであったかは、ご覧になったお客様が決めることだと思いますので、わたしはただ一生懸命に演じるだけです」と27年目の幕開けへの覚悟を語っている。

 本作は、東京公演後に愛知・御園座、大阪・梅田芸術劇場メインホール、福岡・博多座(来年1月31日が大千秋楽)を巡演する。

 ◆花總コメント(エリザベート役)

 初日を迎えるにあたり、いつもながらですが、もっと時間が欲しいと思ってしまいます。もうすぐ幕が開きます、心を込めて今できることを精一杯やりつくそうと思っております。

 花總まりが演じる“エリザベート”がどんなエリザベートであったかは、ご覧になったお客様が決めることだと思いますので、わたしはただ一生懸命に演じるだけです。来年1月31日までのすべての公演を、心を込め、1回1回を誠実に、大切にしていきたいと思っております。ミュージカル「エリザベート」の世界をどうぞお楽しみくださいませ。劇場でお待ちしております。

 ◆愛希コメント(エリザベート役)

 劇場に入り、いよいよはじまるんだなと実感してきて、今は緊張感でいっぱいです。とにかく最後まで諦めず闘い、もがいて…エリザベートの人生を生き抜きたいと思います。

 私としては、もう一度挑戦できる喜びや緊張、様々な思いがありましたが、何よりも2020年の公演を楽しみに待っていて下さったお客様の事を考えるととても胸が痛かったので、今回はより一層気合いが入りました。今、カンパニー全体が“この作品を必ずお届けしたい”という熱い想いで溢れています。私が今できる全てを懸けて挑んで参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。劇場でお待ちしております。

 ◆山崎コメント(トート役)

 2020年4月の公演中止から2年半が経ち、幕が上がるこの日をずっと待ち望んでいました。今は、エリザベートカンパニーで帝国劇場の舞台に立てる喜びをかみ締めています。

 これまでルキーニとして出演してきて今回初めてトートを演じますが、稽古を重ねる中で、同じ作品でも角度が変わるだけで、こんなにも作品への捉え方、感じ方が変わるものだと驚きの連続でした。トート役に対しての解釈も、ある意味正解がなく、自分自身と向き合う時間でもありました。

 稽古の中で、小池先生から「孤独と陰」というテーマをいただき、自分の中にある影が反映されているトートのような気がします。そして作曲家リーヴァイさんがおっしゃっている挑戦的で攻撃的なトートも強く意識して挑みたいと思います。ついに帝国劇場で「エリザベート」の幕が上がります。

 どんな困難や逆境にも耐え必死で自分の人生を生き抜くエリザベート。今、この時代にこの作品が届けられることに大きな意味を感じながら、一つ一つ大切に挑みます。帝国劇場が2025年をめどに一時休館するということも発表されましたが、今、この奇跡の瞬間を全力で楽しみたいと思います。

 ◆古川コメント(トート役)

 すごく緊張感が高まっています。トート役は二度目となりますが、時間を重ね経験を積んでもなお、この作品、この役の重さを感じています。稽古期間は、改めてトートと向き合って、難しさを痛感した時間でした。

 今回は、前回のトートから自然と進化したところ、自分の成長が活きるところや、自分がこの三年間であたためてきたアイデアを取り入れたりしたところが多数あり、観て「変わったな」と感じていただける部分が多いと思います。この作品におけるトートについてはいろいろな解釈がありますが、自分なりの“新しいトート像”を創り上げ仕上げたつもりなので、その変化をご覧いただけたら嬉しいです。

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