竜王戦第1局2日目で封じ手の開封を待つ藤井聡太竜王(右)と挑戦者の広瀬章人八段(日本将棋連盟提供)
将棋の藤井聡太竜王(20)=王位、叡王、王将、棋聖=に広瀬章人八段(35)が挑んでいる第35期竜王戦七番勝負第1局2日目が8日午前9時、東京・渋谷の「セルリアンタワー能楽堂」で前日から指し継がれて始まった。
6日の1日目に後手・藤井が封じた60手目は△4五同銀。広瀬はすぐに▲6二銀不成と応じた。午前10時15分までに70手目まで進み、形勢は先手に傾いている。
2日目開始時の持ち時間の残りは広瀬が4時間8分、藤井4時間25分。昼食休憩を挟んで、夜に決着する見込み。