神戸・吉田孝行監督が7日、次節の広島戦(8日・ノエスタ)に向けたオンライン取材に応じた。
チームは1日の福岡戦で今季2度目の3連勝を達成。広島戦に勝ち、勝ち点を37に伸ばすことができればJ1残留に大きく近づく。ロティーナ前監督の解任を受けて、6月末に自身3度目の監督就任を決断した吉田監督は「引き分けた時はわずか2勝。難しい状況だったが、1人1人が危機感を持ってやってくれた結果が今出ていると思う」とこの3か月間を振り返った。
就任後のリーグ戦成績は、12試合で7勝2分け3敗。残り16試合のタイミングで就いた際は「半分以上は勝たないといけない」とノルマを掲げていたが、目標達成は目前まできている。それでも指揮官は「自分たちは何かを成し遂げたわけではない。1試合1試合で状況も大きく変わる」と慢心する様子は微塵(みじん)もなかった。