◆第8回サウジアラビアロイヤルC・G3(10月8日、東京・芝1600メートル)=10月7日、美浦トレセン
福島の9ハロン戦で新馬勝ちしたフロムナウオン(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎、モーリス産駒)は坂路を4ハロン63秒9―16秒0で登坂。ほどよくリラックスしながらも力強い雰囲気を漂わせた。
中間は格上のオープン馬に胸を借りて調教を積んだ。「広いコースの方がいいと思う。(G1馬の)シュネルマイスターと併せて鍛えたので、それがいい方に出れば」と手塚調教師。伯父はグランプリボスで、朝日杯フューチュリティS、NHKマイルCと、マイルのG1を2勝。小回りで初戦を飾ったが、広い東京コースでも持ち味を発揮できそうだ。