【巨人】新首脳陣にデーブ大久保氏を招聘へ 阿波野秀幸氏、久保康生氏、鈴木尚広氏らも招聘し大幅刷新

(左上から)大久保博元氏、阿波野秀幸氏、(左下から)久保康生氏、鈴木尚広氏
(左上から)大久保博元氏、阿波野秀幸氏、(左下から)久保康生氏、鈴木尚広氏

 巨人が来季の首脳陣を大幅に刷新する。1軍の打撃部門に大久保博元氏(55)、投手部門に阿波野秀幸氏(58)と久保康生氏(64)、外野守備・走塁部門に鈴木尚広氏(44)の招聘を目指しているとみられる。

 大久保氏は現役時代は西武、巨人で強打の捕手として活躍。引退後は野球評論家などを経て08年から西武のコーチに就任。12年からは楽天のコーチ、2軍監督、監督を歴任した。西武のコーチ時代にはメジャー流の「アーリーワーク」を導入するなど熱血指導に定評がある。

 阿波野氏は巨人、横浜、中日などでコーチを歴任し、特に21年は中日の1軍投手コーチとして12球団トップのチーム防御率3・22を記録するなど手腕を発揮した。久保氏も近鉄、阪神、ソフトバンクで1、2軍の投手コーチを歴任。若手の育成に定評があり、巨人は1軍とファームを巡回するコーチのポストを用意するとみられる。鈴木氏は言わずと知れた足のスペシャリスト。19年に巨人の1軍外野守備走塁コーチを務め、卓越した走塁理論で同年の優勝に貢献した。

巨人の来季1軍コーチ(見込み)
巨人の来季1軍コーチ(見込み)

 新コーチの招聘に伴う形で亀井外野守備兼走塁コーチが打撃部門に配置転換となる見込み。村田打撃コーチ、実松バッテリーコーチは退任し、他部門への異動が検討されている。

(左上から)大久保博元氏、阿波野秀幸氏、(左下から)久保康生氏、鈴木尚広氏
巨人の来季1軍コーチ(見込み)
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