フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌五輪を連覇し、7月にプロに転向した羽生結弦さんが5日、自身の公式YouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」を更新し、2つのプログラムを披露した。
「プロローグ」と題した7分23秒の動画は「Change」(MONKEY MAJIK+吉田兄弟)でスタート。トリプルアクセル(3回転半)などを跳び、三味線の音色に乗せたステップを繰り出し、ビールマンスピンで魅せた。
「改めまして、羽生結弦です。動画、いかがでしたでしょうか。会場でしか味わえない、スケートのスピード感であったり、臨場感であったり、またこのチャンネルでしか味わえない、特別なアングルを楽しんでいただけたら幸いです」とあいさつ。
9月30日に初の単独アイスショー「プロローグ」の開催を発表したばかり。「さて、やっと9月30日に公開することができました『プロローグ』。初のワンマンでのアイスショーとなります。この『プロローグ』に向けて、今一生懸命練習しております。皆さんの期待に応えていけるよう、ベストを尽くさせていただきます。よろしくお願いします」と一礼した。
「そして、これから今後、このYouTubeチャンネル『HANYU YUZURU』に、会員制度を設けさせていただきたいと思っております。これからは会員様限定で、何かできないかなと考えておりますので、ぜひご期待下さい。また今回のような演技の動画を、会員様に満足していただけるよう、一生懸命頑張って参ります。頻度は高くないと思いますが、これからもよろしくお願いいたします」と語った。
「そして、もう一つ、皆さんに気に入っていただけるか分かりませんが、演技を撮影してみました。どうかご覧ください」と話すと、「夢見る憧憬」(もっぴーさうんど)を衣装を着て演じた。4回転トウループ―3回転半の連続ジャンプなど、高難度の内容で魅了した。