「庶民は海外旅行とか無理」な時代に突入…円安・物価高で驚異の値上げに悲鳴「もうYouTubeで満足」な人も

スポーツ報知
空港で搭乗手続きに並ぶ人◆写真はイメージ◆

 コロナ禍で制限されていた海外旅行の条件などが緩和され、久しぶりに海外旅行に行くという人も増えてきている。しかし、円安や原油高、諸外国のインフレなどでコロナ前よりも旅行代金は大幅に値上がりし、金銭的な理由で旅行を諦めるケースも出てきている。

 関西に住む30代の会社員女性は、コロナ前には2か月に1度は海外旅行するほどの旅好きだったが、しばらく旅行に行く気はないという。「旅行代金がコロナ前と比べて、高くなりすぎで…。私のような庶民にとって、海外旅行が気軽なものではなくなってしまいました。しばらくは無理そうです」。コロナ前、ツアーを使わない個人旅行でエアアジアなどの格安航空券なら、タイ・バンコク往復が3~4万円ほど。台湾や香港なら2~3万円、韓国なら1万円台で、節約すればバンコクに2泊3日ならトータル6万円ほど、韓国なら3万円ほどで旅行代金はおさまっていたという。しかし、現在では航空券自体が2倍以上に値上がり。「海外でもしコロナになったらと思ったら不安ですし。最近はYouTubeで海外旅行に行った人の動画を見て、それで満足するようになりました」と、気持ちや行動にも変化があったという。

 10~11月には、JALの燃油サーチャージは過去最高を記録。北米や欧州行きは、1万円以上値上がりし、片道で5万7200円。航空券代自体が平日往復でも数十万円、それにプラスされる燃油サーチャージだけでも10万円を超える。航空券自体も値上がり、さらに諸外国の物価はここ数年で大きく値上がり、円安の影響もあり、数年前と比べると値上がり幅の衝撃が大きい。ネット上でも「どこも航空券高過ぎ」「物価が高過ぎて、海外旅行はもう行けないかも」「今の自分に海外旅行はハードル高過ぎ」「一般日本人にとって、海外旅行の敷居が高くなり過ぎた」などの声も上がっている。

 さらに、滞在先でコロナ陽性になると、国によって対応は異なるが数日間、ホテルなどで隔離する期間があり、そのホテル代も考慮に入れた上で旅の計画を立てる必要がある。

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