オリックス・宮城大弥投手(21)が夢のWBCへ第一関門を突破した。4日、侍ジャパンのメンバーが発表され、同学年の佐々木朗(ロッテ)らとともに選出。「自分の持ち味を出して日本の代表、チームの代表として恥ずかしくない投球ができるように」と背筋を伸ばした。
新人王に輝いた昨年から停滞せず、プロ3年目の今季も11勝(8敗)で2年連続2ケタ勝利をクリア。来年3月に開催される国際大会も「出たい気持ちはたくさんあります」と意識していた。他球団の選手との交流にも意欲的。「いろんな方とコミュニケーションを取って、自分の成長につなげられるいい時間を過ごしたい」と心を踊らせた。
チームからは来季の抑え候補としても期待される山崎颯も選出。9月に京セラDを視察した栗山監督も名前を挙げて評価している6年目の快速右腕だ。