【大学野球】ドラフト候補の立大・山田健太が通算8号ソロ&二塁打2本 エース・荘司は自己最速154キロ

スポーツ報知
笑顔で肩を組むドラフト候補コンビの立大・荘司康誠(左)と山田健太(カメラ・内藤 菜月)

◆東京六大学野球秋季リーグ戦第2週第3日▽立大9―4法大(4日・神宮)

 立大は今秋ドラフト候補の山田健太主将(4年=大阪桐蔭)が、4打数3安打2打点の活躍で法大に9―4で勝利。勝ち点1を獲得した。

 主将のバットが勝利を引き寄せた。8回2死、カウント3―1から直球を振り抜くと、打球は高々と上がり左翼スタンドへ飛び込むソロ本塁打に。昨秋以来となるリーグ戦通算8号ホームランに「2本打てていたので気持ち的には楽に打席には入れました。変な欲を出さなかった結果」と笑顔を見せた。溝口智成監督も「山田がちゃんと打ってくれた」と主軸の活躍をたたえた。今季は調子が上がらず、打点を記録したのは9月21日の法大との2回戦以来。「自分の状態的にも上向いてきています」と自信を付ける一打となった。

 7回からは、同じく今秋ドラフト候補のエース・荘司康誠投手(4年=新潟明訓)が「ここのところ調子が上がらなかったので楽しむことを大事に」とマウンドに立った。3回を2安打1失点(自責0)で抑え「前回の試合よりはいい感覚はあった。一つ一つできることを確かめながらやっていきたい」と前を向いた。7回には154キロをたたきだし自己最速を更新。「ばっちり(球速表示を)見ていました。狙っていました」とニヤリと笑った。

 約2週間後には運命のドラフト会議が待ち構える。主将は「考えても仕方がない。自分ができることをやるだけ。次もチームの勝利に貢献できるように」と誓い「同じく。期待されている役割を果たすだけです」とエースは話した。それぞれの夢へ向けて、まずは目の前の一戦を戦い抜く。

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