【こちら日高支局です・古谷剛彦】掘り出し物が少なくない「オータムセール」

スポーツ報知

 17日と18日の2日間、北海道市場で開催される「オータムセール」の上場馬が確定した。市場に初めて上場される新規登録馬は、初日に229頭がラインアップ。そして、これまで行われた国内1歳市場に申し込んだ履歴のある馬たちの再申し込みは、セプテンバーセール終了後の再申込馬を含め、2日目に258頭が予定されている。

 近年の市場は、販売申込者が、馬の成長を考慮し、どのセールに上場すると、購買関係者に最もアピールできるかを考え、適期上場の流れになってきた。サマーセールに上場申し込みが多くなるのは致し方ないところだが、セレクションを2日間開催にし、セプテンバーの申し込みも増えるなど、馬本位の上場が増えてきた。その成果が、どの市場も右肩上がりの売上、売却率につながっていると感じる。そして、地方競馬のオーナーが、高額馬でも積極的に競り上げるようになってきた。馬主会の補助金による購買も増えつつあり、オータム初日は、少ないながらも岩手県馬主会の補助馬購買がある。地元生え抜きのスターホースを…という思いを抱く主催者が増え、北海道や南関東のみならず、各地からスター候補生が出てきている。3歳馬では、西日本ダービーなどを制したスーパーバンタム、ダービーグランプリを優勝した道営2冠馬のシルトプレは、ともに20年オータム出身馬だ。古い例になるが、06年桜花賞馬のキストゥヘヴンは、サマーで主取となり、オータムに再申し込みされた。約2か月で明らかに成長を見て取れたので、活発な競り合いが展開され、970万円(税別)で落札されたことがあった。オータムは、掘り出し物が意外と少なくない。

 テイエムオペラオー、バビット、ソリストサンダーなどもオータム出身馬に名を連ねている。今年最後の1歳市場も、盛り上がることを願うばかりだ。(競馬ライター)

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