三遊亭円楽さん告別式 夫人の「楽ちゃん、ありがとう!」絶叫に親族、直弟子21人が涙

スポーツ報知
遺影を手に円楽さんを見送る喪主の会一太郎(中央)と手を合わせる参列者(カメラ・小泉 洋樹)

 9月30日に肺がんのため亡くなった落語家・三遊亭円楽(本名・会泰通=あい・やすみち)さん(享年72)の葬儀が4日、都内の斎場で営まれた。

 家族葬のため、親族と円楽さんのリハビリや身の回りの世話をした直弟子ら総勢21人が最後の別れをした。「笑点」でのイメージカラーの紫と白の花で飾られた祭壇に、円楽さんが気に入っていた、紫色の着物でほほ笑むプロフィル写真の遺影が参列者の涙を誘った。

 出棺では弟子らがひつぎを持ち、夫人が遺影を、喪主の長男で声優の会一太郎(34)が位牌(いはい)を手に。一太郎は円楽さんの弟子で三遊亭一太郎の高座名も持っており、三遊一門の三つ組橘の紋が入った黒紋付きの正装で喪主を務めた。先代も使用した円楽さんの出囃子「元禄花見踊」が鳴る中、霊きゅう車が出発。その後、荼毘(だび)に付された。

 家族葬のため、喪主を始め親族の取材対応はなかったが、円楽さんの菩提(ぼだい)寺でもある群馬・前橋市の釈迦尊寺の山崎奎一住職(79)が葬儀後に報道陣の取材に応じた。山崎住職は「喪主も奥さんも心の中で泣いているだろうけど気丈に振る舞っていた。立派だった」と葬儀の状況を説明。「最後に奥さんが『楽ちゃん、ありがとう!』と叫んで…。母ちゃんの言葉にみんな泣けてきて、弟子も泣いていたし、私も涙でお経にならなかった」と、参列者がほぼ涙でくれる別れに声を詰まらせた。山崎住職は円楽さんと40年以上の付き合いがあり「6代目のお陰で、79歳の私も青春時代を送れました」と感謝を口にした。

 四十九日法要の際に納骨される予定。12月初旬にお別れの会を開く。

芸能

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×