松生理乃が今季初戦で優勝 新フリー「Nella Fantasia」は「自分がすごく好きな曲」

スポーツ報知
優勝した松生理乃(写真はSP、カメラ・矢口 亨)

 ◇中部選手権 女子フリー(9月25日・邦和みなとスポーツ&カルチャー)

 ショートプログラム(SP)首位の松生理乃(愛知・中京大中京高)は、フリー1位の127・93点、合計192・63点をマークし、今季初戦で優勝を飾った。「Nella Fantasia」を演じ、ジャンプでは回転不足を取られるなど、小さなミスはあったが、スピン、ステップでは全て最高のレベル4をそろえた。松生の演技後の一問一答は以下の通り。

 ―振り返って

 「今シーズン初戦ということで、すごく緊張したし、自分がしっかりと『できています』っていうのを見せれないといけないなと思っていたので、すごく緊張してたんですけど。とりえずミスはあったんですけど、転んだりとかそういうのがなく終えられたし、優勝で終えられたっていうのですごくうれしいし、とりあえずはすごくほっとしました」

 ―新しいプログラムについて

 「この曲は自分がすごく好きな曲で、ずっと前から滑ってみたいと思っていた曲だったので、この曲で滑ると自然と笑顔になれるし、すごい気持ち良く滑ることができるので。試合でも自分が今回すごい気持ち良く滑ることができていたなと思うので、そういうところが点数とかにも反映されていたんじゃないかなと思っているので。そこはすごく良かったかなと思います」

 ―点数に関して

 「今回の試合は点数が厳しくて、回転不足とかエッジとかがすごい細かく取られているので、もうちょっと出したかったなというのが本音ではあるんですけど。でも初戦からこのくらいの点数を出していただけたのはすごくうれしいことだし、とりあえずはプラスに捉えていいんじゃないかなと思います」

 ―スピンについて

 「今日はとりあえずスピンを失敗しないことを1番の目標にしていたので、それがとりあえず達成できてうれしいし、今ジャッジスコアを見たら全部レベル4取ることができていたので、そこはしっかり着実にやることができていたと思うので、すごい良かったかなと思います」

 ―GPシリーズ、全日本への意気込みを

 「SPもフリーも細かいミスがたくさん出てしまったので、それをしっかりGPシリーズまでには全部クリーンな演技をして、アメリカに行けるように練習を頑張りたいと思います」

 ―完璧にやったら(合計で)200点台も

 「でもやっぱり、200点は出したいし、SPで70点を超えるのも目標としてやっているので、そこをしっかり達成できたらいいかなと思っています」

 ―フリーの曲が好きなキッカケは?

 「荒川選手が滑っていたっていうのもあるし、三原選手が滑っていた曲っていうのもあって。すごく特に三原選手なんですけど、滑りが大好きで、見ている人がすごい幸せな気持ちになれるようなスケートをいつもしているなって感じるので、そういうスケーターを自分も目指していて、自分が目指しているスケートにすごい合っている曲だなって思うし、あとはこの曲を聞いていると、自分も自然と笑顔になれるような曲なので、滑ってみたいと思っていました」

 ―選曲から振り付けに至る過程は?

 「他にもたくさん曲の候補はあったんですけど、『自分はこの曲が1番いいです』っていうのを先生に伝えて、それを振り付けの(宮本)賢二先生に送っていただいたら、『やっぱり自分が1番滑りたいって思う曲でやるのが1番だと思うから、この曲で行きましょう』っていうふうに言って下さったので、この曲で滑ることになりました」

 ―表現面でこだわりたい部分は?

 「賢二先生の振り付けは、ジャンプの直前まで振り付けがたくさん入っていて。今まではジャンプを跳ぶ準備の時間が結構長く取れていたので、あのー、心を整える時間があったんですけど、今回の振り付けはなかなか、そういう時間を取らずにジャンプに向かってしまうので、そこはすごい難しいんですけど。でもそれはすごくきれいに、動きをきれいにジャンプまで持って行けたら、やっぱりもうちょっと点数も伸びてくると思うし、ステップでも、もっと上体を大きく使ったりとか、フリーレッグを気を付けたりとか、まだまだたくさん気を付けるところがあるんですけど。賢二先生が注意して下さったことを素直に受け止めて、しっかり全部直していこうっていう気持ちでやっていけたら、もっとプログラム全体が良くなると思うので。プログラムも全体的に見直してやりたいと思います」

 ―後半のジャンプ回転不足など多かった。体力きついプログラム?

 「そうですね。あの、今回の試合はSPのルッツ―トウループも回転不足が取られていたりとか、まあ厳しいっていうのはあるんですけど。でも自分の中で調子が戻りきっていなかったっていうのが1番の原因かなと思っていて、でもその中でもフリーのプログラムは、少ない助走でジャンプを跳ばないといけなくて、慣れるのにもなかなか大変だったので、あのー、やっぱり助走の少なさとか、直前まで振り付けが詰まっているっていうので、ジャンプに焦りが出たりとか、体力的にも今までよりきついプログラムになっているので、それで回転不足とかを取られやすかったのかなと思います」

 ―GPシリーズ初戦までに体力面の強化もテーマに?

 「そうですね。やっぱりでも、たくさん練習すれば体力っていうのは着実についてくると思う。毎日ノーミスできるまで、何回かかってもしっかりと曲をかけて練習して行きたいと思います」

 ―中京大中高校の同年代に河辺愛菜が入ってきた

 「やっぱり愛菜ちゃんとか、(横井)きな結ちゃんが同じリンクで練習していると、すごい自分も『やらなきゃ』っていうふうに思うし、みんながジャンプ跳んでるのを見ると、『自分もこんなんじゃダメだな』っていうふうにすごく刺激される存在なので。あの、やっぱり2人とも自分のすごいモチベーションになっていると思うし、2人がいるから自分も頑張ろうって思えるので。練習でも試合でも、2人がいてくれるとすごく心強いし、頑張ろうって思わせてくれるので、すごく大きな存在になってると思います」

 ―クラスは同じ?

 「きな結ちゃんはクラス一緒で、愛菜ちゃんは違います」

 ―フリーの振り付けを賢二先生にお願いしたのは?

 「えっとー、フリーを変えるっていうふうに決めたのが、すごくギリギリになってしまっていて、その中で自分が振り付けをやってもらいたい先生は誰かな?っていうふうに先生と考えて、出していった結果、賢二先生が一番いいんじゃないかっていうことになったので、お願いすることにしました」

 ―一緒に作ってみて、何か感じたことは?

 「今までほとんど関わりがなかったので、あんまり知らなかったんですけど、でも、1個の動きで何十分かかるくらい、すごく細かく指導して下さって。厳しかったんですけど、でもそれをやったら確実にきれいになるっていうのが、自分でも分かるように教えていただけたので。自分が成長できるなと思ったし、自分にすごく合っている指導をして下さっているなって印象でした」

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