広島は4日、球団OBのジャレッド・フェルナンデス氏が臨時投手コーチとして「みやざきフェニックス・リーグ」に参加すると発表した。07年に広島でプレーしたナックルボーラー右腕。期間中の9日から19日までの予定で育成の坂田怜投手を指導するという。
坂田は、昨秋の育成ドラフト4位指名で入団。中部学院大在学中に「バルサルバ洞動脈瘤(りゅう)破裂」による心臓手術で胸骨を切った影響で、球速が10キロほど落ちたことからナックルボーラーに転身した異色の右腕。今季はウエスタンで8試合に登板し、0勝1敗で防御率8・31という成績で1年目シーズンを終えていた。
フェルナンデス氏は01年にレッズでメジャーデビュー。メジャー通算4勝7敗で防御率5・05、NPBでは通算1年30試合で3勝8敗、防御率6・04だった。