山本草太、SP2戦連続90点台 毎日の練習に充実感「ほんとにスケートが楽しい」

スポーツ報知
表彰式で笑顔を見せる山本草太(カメラ・矢口 亨)

 ◇中部選手権 男子ショートプログラム(9月23日・邦和みなとスポーツ&カルチャー)

 山本草太(中京大)が、94・12点で首位発進。8月のげんさんサマーカップから2戦連続で90点台と安定した演技を発揮した。昨季から継続の「イエスタデイ」を演じ、冒頭に4回転―3回転の連続トウループ、続けて4回転サルコーを成功。基礎点が1・1倍になる演技後半には、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決め、大きなミスなく演技をまとめた。山本の演技後の一問一答は以下の通り。

 ―演技を振り返って

 「とりあえずまとめることはできたんですけど、まだ点数という意味で、目標としている100点には少し届かない点数なので、自分の中ではまだ悔しい気持ちがあるので。もっともっとそういった点数も見据えながら、また『どうやったら点が伸びていくんだろう』ってことをまた次の試合、演じる試合に向けて、また練習頑張って行きたいなと思いました」

 ―音声乱れで質問不明

 「ジャンプがちょっと、6分間で普段の感覚の良いジャンプというか、少し感覚が良くないジャンプがあったので、そこからうまく立て直そうってことで、6分でうまく調整して、本番に持って行くことはできたんですけど。ちょっと本番で、うまくまとめにいくというか、もっときれいなジャンプ跳べたかなって感覚もありますし、もう少し加点をもらえるジャンプも跳べるかなっていうのと、あとはステップのクラスターとかがちょっとだけ浅かったかなっていうのと、最後のスピンも若干、回転数足らなかったかなとか、あんまり加点取れてないかなっていうちょっとした積み重ねで、ちょっと伸びきらなかったところはあると思うので。またプロトコル見て、いろいろ反省してまた頑張っていきたいなと思います」

 ―安定感が上がった感じが伝わる

 「自分の中ではコンスタントに、しっかりとノーミスした演技っていうことを試合でやってこれているので。またここからシーズン入っていくにつれて、どうやったら点数、100点ってところを目指して。しっかり完璧な演技を目指し、もう全てにおいて、ジャンプもスピンもステップも全てにおいて完璧な演技をしていきたいなと思います」

 ―コンディションが万全ではないと聞いたが?

 「高難度のジャンプをやっていく上で、少しの怪我っていうのは宿命だと思っているので。うまくぎりぎりのラインを攻めながら、しっかり明日もフリップってものを挑戦して、何かつかめていけたらなというふうに思います」

 ―100点は次の試合にでも出していけそうか?

 「今シーズン、ルールが変わったので、そこでレベルの取れ方だったり、下の点数の出方っていうのが、やっぱり国内と国外では、またそういった評価っていうものが、また試合として行ったとき、他の選手と見たときに、どうやって反映されるんだろうっていうのは思っているので。今シーズンは、国内の試合しか出場してないので、ここから点数が上がるのか下がるのかも、自分では分からないんですけど。まあ、やるべきことは変わらないので。しっかりと自分が求めている演技っていうものを追求して、頑張っていけたらなと思っています」

 ―100点のハードルについて、去年と感じ方に変化は?

 「うーん。まあでも、先シーズンとかは、4回転1本でSPやっていたり。その前のシーズンも、2本挑戦しているシーズンもあったんですけど、なかなかまとまらなかったので、90点ってことを目標にやっているシーズンもあったので。そこから比べれば、ほんとにレベルは、自分の中では少しずつ成長している実感はあるので。現状にまだまだ満足していないので、もっともっと上を目指して戦って行けたらなと思います」

 ―今怪我をされている?

 「うーん、そうですね。最近4回転フリップとか、4回転ルッツってものを練習していたので。中足骨を少し痛めてしまっている状態ではあるんですけど。うまく毎日、ケアとトレーニングと練習ってものを継続しながら治して行っている状況なんですけど。まあ、怪我を治すってよりは、しっかりとぎりぎりのラインを攻めて、しっかり自分の成長につながる練習とシーズンを過ごして行けたらなと思っています」

 ―どちらの足?

 「フリップとルッツって、右足をつくジャンプなので、どうしても右足を痛めてしまう。どうしても、高難度ジャンプを練習するにあたって、誰もが通る道だとは思うので、しっかりそれを乗り越えながら。また先を見据えてさらに頑張っていくだけかなと思います」

 ―4回転ルッツはいつから練習している?

 「ほんとに8月とかなので。1回、高校生のときには、4回転ルッツを挑戦してみたことはあったんですけど、まだまだその時は回転も全然回らなかったんですけど、ほんとにそれ以来というか。久しぶりに練習を本格的にやろうという気持ちで挑んでいるので。割とルッツは真っ直ぐ跳べる、真っ直ぐした軸で上がれる感覚はあるので。挑戦していけたらと思っています。とりあえず今季はフリップとかを中心に練習して、他のジャンプも安定させた演技をしていけたらなと思います」

 ―今季、メンタルがすごく充実しているように見られる

 「そうですね。すごくいろんな失敗のシーズンを何シーズンも経験してきて、やっと自分に合った持っていき方とか、メンタルの持ちようを少しずつ学べてきているのかなとは思うので。それがうまく本番にも、練習にもですけど、つながってきているんじゃないかなと思っています」

 ―練習も含め、滑っていて楽しい?

 「ほんとにスケートが楽しいですし、練習はほんとに苦しいですし、全然本番より練習の方がしんどいんですけど、なんかそれでも、自分が本番でいい演技したいから練習する、スケートするって気持ちでいるので。なんかあんまり苦しいとかって感覚はもう最近はなくって。ただただ、自分が成長したいって思いで、毎日過ごせているのかなと思います」

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