【巨人】西村健太朗氏「大勢投手なら来年、僕の記録なんてすぐに抜いてくれると思います」球団最多42セーブを記録

スポーツ報知
西村健太朗氏

◆JERAセ・リーグ DeNA2―3巨人(2日・横浜)

 巨人の大勢が2日のDeNA戦(横浜)で、新人最多タイの37セーブをマーク。快挙を成し遂げた剛腕ルーキーに、巨人の球団最多セーブ記録(42セーブ)を持つ西村健太朗氏(37)=巨人軍アカデミーコーチ=が祝福の手記を寄せた。

 大勢投手、新人最多セーブ記録樹立おめでとうございます。1年目から守護神を任されること自体がすごいですが、タイ記録まで到達したことは本当に価値があります。

 僕も13年に球団の最多記録となる42セーブをマークさせてもらいました。ただ、状況は違うと思います。僕の場合は、前にマシソンと山口さんという絶対的なセットアッパーがいました。あの2人が相手の勢いを完全に止めてくれていたので、僕はその流れに乗って投げさせてもらえました。今季は7、8回の投手が流動的な形でした。気持ちの持っていき方なども難しさが残ると思いますし、僕より大勢くんの方が上ですよ。

 僕は今、ジャイアンツアカデミーのコーチをしています。子供たちの学校が終わる午後3時から午後7時まで指導にあたり、そこから帰宅してテレビで試合を見るとだいたい終盤。そんな縁もあってか、よく大勢くんの投球を見させてもらいました。

 本当に感じるのは負けん気の強さです。クローザーに最も必要な部分。抑えの負けはチームの負けに直結する。マウンドで弱気な姿を一瞬でも見せることはできません。大勢くんは逃げる感じが全くなく、ホップするような直球で勝負ができるから三振を取りたいところで奪える。僕はシュートで凡打を狙うスタイルでしたから、大勢くんの方が“事故”も少ないはず(笑い)。

 巨人は常に勝利を求められる球団でもあります。その抑えを務めることは、僕にとってはプレッシャーしかありませんでした。その重圧を楽しんでいる感じにも見えますし、来年、僕の記録なんてすぐに抜いてくれると思います。応援しています。(巨人軍アカデミーコーチ・西村健太朗)

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