【巨人】松田宣浩を調査 若手の模範フォア・ザ・チームの「熱男」

スポーツ報知
松田宣浩

 巨人が今オフの補強候補として、今季限りでのソフトバンク退団が決定した松田宣浩内野手(39)を調査していることが1日、分かった。現役2位となる通算301本塁打、991打点を誇り、大舞台での経験も豊富なベテラン。「熱男」パフォーマンスでも知られるムードメーカーで、今のチームに欠けている部分だと巨人側は見ている。

 来季のV奪回へ向け、巨人の水面下での動きが判明した。今季限りでのソフトバンク退団が決まっている松田を、今オフの補強候補として調査していく方針を固めた。

 松田は今季、ソフトバンク一筋で17年目のシーズンを迎えた。15年連続となる開幕スタメンの座を勝ち取ったが、5月以降は出場機会が減少。ここまで自己最少の43試合出場にとどまり、打率2割4厘、7打点だった。ソフトバンク側から来季構想から外れたと通達を受け、9月28日に行われた退団会見では「まだまだ体が元気。チャンスがあれば違うチームで野球がしたい」と現役続行を明言し、移籍先を模索する意向を示していた。

 巨人はそんなベテランを高く評価している模様だ。大舞台の経験も豊富で通算301本塁打、節目の1000打点に残り9と迫っている打棒での貢献はもちろんのこと、どんな状況でも入念な準備を欠かさず、フォア・ザ・チームに徹する姿は若手の模範と呼ぶにふさわしい。増田陸、中山、秋広といった巨人の若手有望株にその背中を見せるだけでも、貴重な時間になると言えそうだ。

 ホームランを打った際に派手なガッツポーズを決めてファンと共に絶叫する「熱男」パフォーマンスに代表される希代のムードメーカーでもあり、気持ちを前面に出すプレースタイルは今のチームに欠けているピースでもある。来たるべき時期に動ける準備を、水面下で進めていくとみられる。

 ◆松田 宣浩(まつだ・のぶひろ)1983年5月17日、滋賀・草津市生まれ。39歳。岐阜・中京高、亜大を経て05年大学生・社会人ドラフト希望枠でソフトバンク入団。11、13~19年にゴールデン・グラブ賞、18年にベストナインを受賞。67三塁打は現役最多。180センチ、86キロ。右投右打。家族は夫人と1男1女。今季年俸1億5000万円。愛称「マッチ」。

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