◆明治安田生命J1リーグ▽第31節 広島4―1浦和(1日・Eスタ)
浦和はアウェーで広島に1―4で大敗し、直近の公式戦5試合勝ちなしとなった。
前半22分、MF岩尾憲からGK西川周作へのパスを広島MF森島司に詰められ、一度は西川がシュートを防いだが、こぼれ球を再び押し込まれて先制された。後半17分には左CKの流れから失点し、同26分には中央をスルーパスを通されてMF満田誠に3点目を献上した。
0―3の同31分には、JリーグデビューしたFWリンセンのアシストからMF柴戸海がヘディングで決めて1点を返した。だが、同38分に満田にFKを直接決められ、ダメ押しの4点目を浴びた。
0―4で大敗した先月25日のルヴァン杯準決勝第2戦・C大阪戦に続き、2試合で8失点と守備が崩壊。直近の公式戦5試合勝ちなし(2分け3敗)と苦境が続いている。
試合後、リカルド・ロドリゲス監督と選手がゴール裏へあいさつに向かうと、浦和サポーターから大ブーイングを浴びた。客席から怒号が飛び交い、西川やFWユンカーがサポーターと話し込む場面もあり、指揮官がなだめる様子が見られた。