【高校野球】強打が武器の盛岡大付 学法石川に返り討ち狙う…10日開幕東北大会組み合わせ決定

スポーツ報知
笑顔でガッツポーズする盛岡大付の諏訪大成主将

 来春のセンバツ高校野球(甲子園)の重要な選考材料となる秋季高校野球東北大会(10日開幕、山形)の組み合わせ抽選会が30日、オンライン形式で行われた。盛岡大付(岩手3位)は昨年大会も初戦で当たり勝利した学法石川(福島2位)と対戦する。なお記念大会のため、来春センバツの東北地区一般枠は「3」となる。 

 昨秋の初戦で学法石川(福島2位)を9―2の8回コールドで破り、いいイメージを持っている盛岡大付(岩手3位)。リベンジに燃える相手の返り討ちを狙う諏訪大成主将(2年)は「簡単な相手ではないので、自分たちのできることを全て出し切って勝利したい」と意気込む。

 5年連続22度目の東北大会出場も、県大会では準決勝で花巻東に6―7で敗れ「競っている状態で粘りきれなかった体力不足や、集中力が続かなかった」と課題を見つけた。「練習はもちろん、野球以外の授業なども妥協せず、どんなことにも集中している」。チーム全体で改善を図り、初戦に臨む。

 初戦と準々決勝ではケガで出場できず、3位決定戦では4打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献も「チームに貢献しきれていない」と悔しがった。万全な状態で今大会を迎える主将は「外野からみんなに声を掛け合って勝ちたい」とナインをけん引する。

 誰が出ても打線がつながる強力打線を武器に、東北大会では第53回明治神宮大会(11月)の出場を狙い優勝を目指していく。「不利な状況に立たされても粘り強さを出して絶対優勝したい」。チーム初の秋大会制覇に向け、練習を重ねる。

(山崎 賢人)

 〇…専大北上は4年ぶり11度目の出場。2回戦で山形中央(山形1位)と対戦する。夏の甲子園に出場した鶴岡東を破った相手に「自分たちの粘りのある野球をやらなければ勝てない」と坂本賢士主将(2年)。「決勝では悔しい思いをしたので、東北大会でぶつけたい」と気合を入れ初戦突破を狙う。

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