【スプリンターズＳ】シュネルマイスターは８枠１５番　手塚調教師「Ｇ１を勝った時と同じ番号で縁起がいい」

◆第５６回スプリンターズＳ・Ｇ１（１０月２日、中山競馬場・１２００メートル）＝９月３０日、美浦トレセン

　昨年のＮＨＫマイルＣ覇者で、初のスプリント戦に挑むシュネルマイスター（牡４歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キングマン）は、南の角馬場に入り、体をほぐした後、Ｗコースを４ハロン７３秒８―１５秒８で余力十分に駆け抜けた。

　確認した手塚調教師は「気配はいいです。春先はいまいちだった毛づやもいい。輸送で１０キロぐらい減るから同じかマイナスになるかもしれない」と説明した。枠は外の８枠１５番に決定し、「Ｇ１を勝った時と同じ番号だし縁起がいい。良かった。エンジンをかけたい時に動けなくなるのは嫌だからね。メイケイエールについていくイメージで。これでスピード負けしたら仕方ない」と、昨年のＮＨＫマイルＣと同じ馬番を歓迎した。