NHK大河「鎌倉殿の13人」美人アサシン・トウ 1か月ぶりのミッションにSNS戦りつ!北条家最後の団らんに涙…第38回見どころ

スポーツ報知
北条館・庭にて。義時が呼び寄せたのは…

 俳優の小栗旬が鎌倉幕府の第2代執権・北条義時を演じるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜・後8時)の第38回「時を継ぐ者」(10月2日放送)で、義時と父で初代執権の北条時政(坂東彌十郎)がついに激突する。

 幕府の主導権をめぐって対立する北条家。時政・りく(宮沢りえ)夫妻と、義時・政子(小池栄子)サイドで分かれてしまう。時政は鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)を自分の屋敷に連れ込み引退を迫る。さらに後継者として娘婿の平賀朝雅(山中崇)を指名するように要求。なりふり構わず実力行使した格好だ。

 対する義時も息子の泰時(坂口健太郎)、弟の時房(瀬戸康史)らを引き連れて時政の屋敷を包囲。もはや双方とも引き下がれないところまで来てしまう。先日公式サイトに公開された予告動画では、義時が暗殺のスペシャリスト・トウ(山本千尋)に何やら指示するシーンも。トウの登場は、第33回「修善寺」(8月28日放送)で師匠の善児(梶原善)が亡くなって以来。約1か月ぶりの“出番”に、SNSでは「出てきたってことは…あぁ…」「ターゲットは平賀かな」と被害者まで予想されるなど、前任者に負けない影響力を見せている。

 前週第37回「オンベレブンビンバ」(9月25日放送)では、北条家最後の晩さんが描かれた。時政が「りく、わしはのう、望むものはもうない」と満足げな顔を浮かべて、りくとハグした後、突然一人で酒を持ち義時と政子のもとへ。かつて伊豆で家族一緒に過ごしていた時のように笑う。その様子を見た義時は「恐らく…」と時政がお家騒動に敗れて死ぬ覚悟だと察知する。

 なおサブタイトルの「オンベレ―」は、かつて政子の娘・大姫(南沙良)が唱えていたまじないの文言。時政が間違えて「オンベレ…」と発した(正しくは「オンタラクソワカ」)。ひどい間違え方に家族も大笑い。ネット上では「イタリア語では?」と予想する声もあったが、勘違いした呪文だと正解しようがない。時政、そして北条家最後の笑顔を象徴する言葉だった。

 ネット上では「時政パパ、ホントにいいパパなのにどうしてこんな事に」「笑えるシーンなのに涙」と悲しむツイートも。伊豆の豪族時代は、少し間の抜けた父親のポジションだったはず。自分は何も変わっていないつもりなのに、周囲に振り回されているうちに、とんでもない場所にいる展開。それが今作の肝でもある。昨年末、放送前の取材会で小栗が「義時も本当は伊豆で米を数えていた方が幸せだったんだろうな~」とぼやいたのが懐かしい。

 第37回の平均世帯視聴率は12・6%で前週よりわずかにアップ。同時間帯ではテレビ朝日系「ポツンと一軒家」の14・9%に次ぐ数字だった。中盤から終盤にかけ、中だるみもなく安定した数字を取り続けるのは脱落者がいない証拠。ファンを離さない作品の魅力だと思う。

(NHK担当・浦本将樹)

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

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