フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌五輪を連覇し、7月にプロ転向した羽生結弦さんが29日、都内で行われた日中国交正常化50周年記念慶典の式典に特別ゲストとして出演した。
午後6時40分、羽生さんは濃紺のスーツに赤いネクタイを着用し、二胡演奏家のチャンヒナさんと並んで未来へのメッセージを発信した。
ステージに上がると、客席から子供たちが「羽生結弦さーん」と花束を持って駆け寄った。羽生さんは客席側に歩み寄るとしゃがみ込み、笑顔で受け取った。
「ちょっとだけ覚えたので、中国語で喋ります」と、自身の年齢などを語る場面も。最後は「これからの50年も、ともに力を合わせてがんばっていきましょう。明日のために、未来のために、私たちのために、そして、私たちの次の世代のために一緒にがんばっていきましょう。がんばりましょう。加油」と締めた。