【明日の金ロー】実は「アベンジャーズ」などと同じアメコミ原作!?の「アダムス・ファミリー」

スポーツ報知
登場するどのキャラクターも個性的な「アダムス・ファミリー」TM&Copyright(C)2022 by Paramount Pictures. All rights reserved.

 30日の金曜ロードショー(後9時)は、リクエスト企画として、「アダムス・ファミリー」(1991年、日本公開は92年)が登場。翌10月7日の「―2」(93年)と併せて2週連続で放送される。白塗りの顔をした登場人物のミステリアスな雰囲気、”指パッチン”の入った「ジャジャジャジャン、チャッ、チャッ」というテーマ曲が、後にホンダ・オデッセイのCMに使われるなど大ウケして、公開当時は大ヒットした。

 丘の上にある不気味な洋館で暮らす資産家の「アダムス・ファミリー」。家長のゴメズ、その妻で魔女の末裔(まつえい)であるモーティシアをはじめとした家族ら”7人”もまた、個性的で怪しげな雰囲気を醸し出していた。

 ある時、高利貸しのクレイブンは、ゴメズが探している行方不明の兄・フェスターが、息子のゴードンとうり二つであることを知る。一家の巨万の富を手に入れるべく、クレイブンはゴードンをフェスターに化けさせ、ゴメズらに取り入ろうとするが…。

 初めて見る人の中には、オープニングに「何だこりゃ?」と思う人も多いだろう。ただ「ついて行けない…」と脱落をするのはもったいない。物語が進んでいくにつれ、少しずつ全ぼうが見えてくると同時に、独特な世界観から離れられなくなるだろう。

 その導入となるのが、一家が参加する「交霊会」なるイベント。耳慣れない言葉だが、言ってみれば「コックリさん」のようなもので、文字通り霊と交信をすることで亡くなった人の言葉を聞いたり、コミュニケーションを取ったりするといった集まりを指す。

 欧米では19世紀半ばからブームとなり、「シャーロック・ホームズ」シリーズで知られる英作家コナン・ドイルや「トム・ソーヤーの冒険」を書いた米作家マーク・トウェインもハマったと言われている。最近では、今年の米アカデミー賞で作品賞などにノミネートされた「ナイトメア・アリー」(ギレルモ・デル・トロ監督)でも題材の一つとして扱われていた。

 ”原作”は1937年から米雑誌「ザ・ニューヨーカー」に連載されていた1コマ漫画。それを元にテレビドラマ、アニメが制作され、その設定を受け継いで本作が作られた。大きな枠で言えば、現在のハリウッド映画をけん引している「アベンジャーズ」シリーズなどの「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)」と同じく、「アメコミ発」の作品なのである。(高柳 哲人)

芸能

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×