◆米大リーグ ブルージェイズ―ヤンキース(28日・トロント=ロジャーズセンター)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が28日(日本時間29日)、敵地トロントでのブルージェイズ戦に「1番・DH」で先発出場し第1打席は四球で歩き、前夜から5打席連続四球となった。
敵地トロントに詰めかけたファンからも大ブーイングの嵐だった。右腕ホワイトはカウント1―2と追い込んでから3連続ボールで歩かせた。ジャッジは何事も無く一塁に歩いたが、敵地スタジアムはプレーオフ目前に迫っているとはいえ、ブルージェイズ投手陣の弱腰の投球にあきれ顔だった。
しかし、第2打席は外角球に手を出して右飛、第3打席は内角シンカーを打ち損じた三塁ゴロに終わり、34打席連続本塁打なしとなっている。
ジャッジは20日の本拠地・パイレーツ戦で史上6人目となる60号本塁打を放ったが、翌21日から本塁打ブランクが続き、1961年ロジャー・マリス(ヤンキース)のア・リーグ記録を前に足踏みが続いている。